東京メトロは、アルゼンチン共和国ブエノスアイレスで活躍していた丸ノ内線旧500形車輌について、東京に里帰りさせることについて発表した。 ▼大黒ふ頭に到着した500形車輌。 画像提供:東京メトロ ▼ブエノスアイレスで活躍中の500形車輌。 画像提供:東京メトロ 7月11日に横浜港大黒ふ頭に到着した500形車輌は順次中野車両基地に搬入される予定となっている。 500形車輌は、1957年から製造された車輌で、赤いボディーにサインカーブを施したデザインが特徴であり、40年近く丸ノ内線の顔として親しまれていた。 ▼営団(東京メトロ)時代の500形車輌。 画像提供:東京メトロ 今回里帰りする車輌は、1996年にアルゼンチン共和国ブエノスアイレスに渡り、当地で20年以上活躍していた。 海外での役目を終えて、日本に里帰りすることになった電車は、東京メトロではこの500形車輌が初めての電車となる。 今後、中野車両基地などにて車体などの補修を行い、鉄道技術発展に貢献した車輌として保存することにより、教育の充実を図るとともに、各種イベントでも活用していく予定。●詳しくはこちらを参照(pdf形式)●東京メトロ ウェブサイト