長野電鉄では、市役所前駅が地下化および駅名変更から35周年を迎えるのを記念して、通常は平日朝のみ営業する同駅南口にて、硬券乗車券類の発売イベントを実施する。(1)イベント名 「市役所前駅地下化・名称変更35周年記念 南口硬券発売イベント」(2)開催日時 2016(平成28)年3月20日(日)10:30~13:30(3)開催場所 長野電鉄市役所前駅南口(4)内容 市役所前駅南口発行の乗車券類(硬券)の発売(乗車券20種類・特急券2種類・入場券1種類) 発売予定リストはこちら(pdf形式)(5)購入特典 購入金額2,000円毎に、旧錦町駅乗車券・入場券(復刻版)を各1枚プレゼント。(500組限定) 乗車券・入場券には、錦町駅最終日の日付が入る(予定)。 【イベントトピックス】・平日朝以外は閉鎖している市役所前南口にて、週末に特別営業を行い、愛好家を中心に人気の高い貴重な硬券を発売する。・35年前の地下化開業当時の雰囲気が残る駅設備を見ることができる。(週末の南口営業は15年振り。)・本イベント限定。2,000円以上購入者には、旧「錦町駅」復刻硬券セット(乗車券1枚+入場券1枚)をプレゼント。【市役所前駅について】(1)市役所前駅は、長野電鉄では最後に開通した権堂~長野間の駅として、1928(昭和3)年に開業し、今年で88年を迎える。当時は「錦町駅」という名称で、位置も現在より長野駅側にあった(現在の南千歳町交差点付近)。(2)1981(昭和56)年3月、長野市内の立体化工事により、長野駅など他の2駅ともに、地方都市としては珍しい地下駅となり、その際に名称を「市役所前駅」に改めた。(3)市役所前駅には北口と南口がある。北口は毎日終日営業しているが、南口については、2001(平成13)年に営業時間を変更し、平日朝(7:00~10:00)のみの営業(土休日は閉鎖)。【「硬券」乗車券類について】(1)「硬券」は窓口で取り扱う硬い紙のキップ。長野電鉄では小さな有人駅を中心に現在でも発売されている。市役所前駅南口は自動券売機がなく、駅係員が窓口で硬券を発売し、対応している。(2)市役所前南口では、硬券の表面に「市役所前○南駅発行」の文字が入り、同じ駅でも北口とは券面が異なる。遠方の愛好家の間では、営業時間の関係から、なかなか手に入らない硬券として注目されている。(3)ちなみに「市役所前駅」は、日本で最も同一の名称が多い駅(路面電車の停留所も含む)であり、全国に9ヶ所あるが、「硬券」を発売しているのは長野電鉄市役所前駅のみ。○問合せ先 長野電鉄株式会社鉄道事業部運輸課 TEL 026-248-6000●詳しくはこちらを参照●長野電鉄 ウェブサイト