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釧路市立博物館 学芸員トーク「釧路・幻の鉄路を追って」

2016.03.09
 釧路市立博物館では、毎年2・3月の毎日曜に、学芸員の研究内容やホットな話題などを紹介する「博物館学芸員トーク」(全5回)を開催している。
 第4回目となる3月13日(日)は、「釧路・幻の鉄路を追って」などをテーマに開催される。
○日時
 3月13日(日)13:30~15:30
○場所
 釧路市立博物館 講堂
 〒085-0822 北海道釧路市春湖台1-7
○内容
 13:30~
 貞國利夫学芸員(鳥獣)「ヒトと比較して考える~鳥の感覚機能について~」
 人間と比べて、鳥は空を飛ぶ能力以外にも視覚や聴覚などの感覚が優れている点、異なっている点がいくつもある。今回は、「ヒト」と比べながら特に鳥の感覚機能について紹介する。
 14:30~
 石川孝織学芸員(産業)「釧路・幻の鉄路を追って」
 国立公文書館に所蔵されている文書からさぐった、釧路地域の2つの「未成線」(開通に至らなかった鉄道路線)をテーマとする。
 ①「先代幣舞橋は路面電車対応だった!」
 大正後期から昭和初期の釧路。融雪期に泥沼と化す道路。車軸を没し2年と経たず走行不能となるバス。その状況に対応すべく計画された、釧路駅前から南大通・米町を結ぶ路面電車、「釧路市街軌道」「釧路自動車軌道線」について。
 ②「北見地方の資源を無軌条電車で釧路港に!」
 1954(昭和29)年に突如発表された、国鉄相生線北見相生駅(1985年廃止)と釧路を結ぶべく、架線から集電して走るトレーラーの荷台に国鉄貨車をそのまま載せるという斬新なアイデアで、国道38号線を走る無軌条電車(トロリーバス・トラック)を計画した「釧北交通」について。
○参加費
 無料
○事前申し込み
 不要
○主催
 釧路市立博物館
○共催
 釧路市立博物館友の会

詳しくはこちらを参照


釧路市立博物館 ウェブサイト


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