若桜鉄道は、2015(平成27)年10月1日より向谷 実氏作曲による車内メロディーの使用を開始する。 向谷氏は新幹線や大手私鉄の発車メロディー、車内チャイムの作曲を数多く手がけているが、ローカル鉄道会社向けの車内チャイムは初の作品となる。 車内メロディー作曲のきっかけは、今年4月に行われたSL走行社会実験。この宣伝を若桜鉄道が向谷氏にお願いしたところ、向谷氏は車内メロディー作曲を提案、2月13日に向谷倶楽部で公開作曲がされている。なお作曲の報酬は、若桜鉄道の蒸気機関車とディーゼル機関車の体験運転だったとのこと。 車内メロディーは2種類あり、郡家駅発車後と若桜駅発車後に流れる。「郡家駅編」は白兎伝説にちなんだ和の格調高い雰囲気、「若桜駅編」は桜や雪の結晶をイメージした軽快な洋風とされ、ともに厚みのある高品質なサウンドとなっている。 この車内メロディーは、JR車輌を除く鳥取駅~若桜駅間直通列車で聞くことができる。■車内メロディーを聞くことができる列車○若桜発鳥取行き 若桜駅発 8:29、11:23、13:18、15:16、16:13、17:29○鳥取発若桜行き 郡家駅発10:07、12:37、14:39、16:50、18:02、20:16●若桜鉄道 ウェブサイト