JR西日本では、2017年春に運行開始を予定している”TWILIGHT EXPRESS 瑞風”の車輌デザインについて発表した。この列車のコンセプト「美しい日本をホテルが走る」にふさわしい車輌にデザインされている。 ▼エクステリア(イメージ) P:JR西日本ニュースリリースより◆デザインコンセプト 洗練された上質さと心休まる懐かしさを感じられる「ノスタルジック・モダン」とした。◆エクステリア(1)車体色 トワイライトエクスプレスの伝統を受け継ぎつつさらに上質さを演出した「瑞風グリーン」の車体に金色のエンブレムとラインを配した。(2)車体形状 展望デッキと5本のラインからなる流線形の先頭車には、丸目のヘッドライトや往年のボンネット型を彷彿(ほうふつ)とさせる運転室を配置し、懐かしさを演出した。◆インテリア 昭和初期に一世を風靡(ふうび)したアールデコ調をベースに、沿線の魅力をちりばめた車内で、大きな窓を流れる美しい景色を楽しめる。また、開閉できる窓や展望デッキから沿線の風も感じることができる。(1)客室 中国5県の県産材を使ったドアや沿線の伝統工芸品をあつらえる。 また、客室にいながら列車の左右両側を眺望できるレイアウトにより車窓を楽しめるとともに、開閉できる窓からは沿線の風も感じることができる。 さらに、さまざまなニーズに対応できるようシングルルームも用意する。 ▼ツイン(ベッド使用時)(イメージ) P:JR西日本ニュースリリースより ▼シングル(イメージ) P:JR西日本ニュースリリースより【ツイン・シングル】・雄大な車窓が楽しめる大型窓。・ドア開放時には列車の左右両側眺望を実現。・収納式ベッドを採用し昼間のリビングスペースを確保。・ユニバーサル対応の客室も用意。【スイート】・世界的にも希少な1輌1室の広いスペース。・エントランスやプライベートバルコニー、リビング・ダイニング、寝室、バスタブ付バスルームを備えている。 ▼スイート(イメージ) P:JR西日本ニュースリリースより(2)食堂車 フォーマルな雰囲気としつつも心地よい空間で、オープンキッチンから伝わる車内調理のライブ感とともに、大きな窓を流れる美しい車窓を眺めながら、食の匠による料理を楽しめる。 ▼食堂車(イメージ) P:JR西日本ニュースリリースより(3)ラウンジカー バーカウンターや立礼の茶の卓、ブティックスペースを備えたラウンジカーでは、木を多用した落ち着いた空間で、お客様同士の会話や瑞風のおもてなしを楽しむことができる。 ▼ラウンジカー(イメージ) P:JR西日本ニュースリリースより(4)展望車 空まで望むことができる開放的な展望室から雄大な車窓が楽しめるとともに、展望デッキでは沿線の風を感じることができる。また、飲み物も用意している。 ▼展望車(イメージ) P:JR西日本ニュースリリースより◆車輌編成 1号車 展望車 2号車 ツイン 3号車 ツイン 4号車 ツイン・シングル 5号車 ラウンジカー 6号車 食堂車 7号車 スイート 8号車 ツイン 9号車 ツイン 10号車 展望車●詳しくはこちらを参照●JR西日本 ウェブサイト