鉄道博物館では、2014年9月5日にアメリカ合衆国メリーランド州所在のボルティモア&オハイオ鉄道博物館(Baltimore & Ohio Railroad Museum)と姉妹館提携をしているが、その交流の一環として、同博物館を紹介する企画展を開催する。 同博物館は、米国における鉄道発祥の地に位置し、200輌におよぶ車輌や多数の鉄道に関する資料を収蔵している。本展では、同博物館の紹介とあわせて、独立戦争ゆかりの地であるボルティモア市についても紹介する。 また、10月23日(金)に姉妹館提携の友好の証として作成した銘板の除幕式を開催する。■会期 2015年9月19日(土)~12月6日(日)■会場 鉄道博物館2F スペシャルギャラリー2■入場料 鉄道博物館の入館料のみで、企画展も観覧可能。 ※鉄道博物館の入館料は、一般1,000円、小中高生500円、幼児(3歳以上未就学児)200円。■主催 鉄道博物館■協力 ボルティモア&オハイオ鉄道博物館、松尾よしたか(敬称略)■主な展示内容 本展では、写真主体の解説パネルを中心に、一部映像を交えた展示を展開する。1.ボルティモア&オハイオ鉄道博物館の紹介 ボルティモア&オハイオ鉄道博物館は、北米大陸の鉄道発祥の地に1958年に開館した由緒ある鉄道博物館。16ヘクタール(東京ドーム 3.5個分)の広大な敷地には、「ラウンドハウス」など19世紀から20世紀にかけて駅や車輌工場として建設された5棟の建物が現存する。また、200輌におよぶ保存車輌の中には、全長38メートルを超える巨大な蒸気機関車や、当館が所蔵する開拓使号客車にそっくりな客車がある。 ボルティモア&オハイオ鉄道博物館の由緒ある建物や所蔵車輌を様々な角度から紹介する。2.ボルティモア市の紹介 ボルティモア市は古くは独立戦争ゆかりの地であり、近年は港湾地区の再開発に成功し、歴史を感じさせる建物と近代的なビルディングが肩を並べる個性的なウォーターフロントを擁している。歴史にあふれモダンなボルティモア市を紹介する。3. 北米を代表する鉄道博物館と動態保存車輌の紹介 ボルティモア&オハイオ鉄道博物館以外にも米国には大きな鉄道博物館が存在する。 蒸気機関車も多数が動態保存されており、それらの中で代表的なものを紹介する。●詳しくはこちらを参照(pdf形式)●鉄道博物館 ウェブサイト