JR西日本では、東海道・山陽新幹線の700系からの置き換えとして、2013(平成25)年度に1編成のN700Aを投入したが、このたび、2015(平成27)年度から2016(平成28)年度までの2年間でさらに8編成を投入することを発表した。◆新製車輌投入計画 2015(平成27)年度 4編成 2016(平成28)年度 4編成 ※2016(平成28)年度末には、JR西日本が保有する新幹線車輌のうちN700Aが9編成となる。◆今回投入するN700Aの概要・中央締結ブレーキディスクの搭載 ⇒安定した、より強いブレーキ力を実現・台車振動検知システムの搭載 ⇒さらなる信頼性向上のため、全台車の状態を常時監視・定速走行装置の搭載(東海道区間のみ使用) ⇒ATC信号に沿った、より安定した運転を実現・全てのトイレ便座に温水洗浄機能を搭載◆N700系の改造工事の進捗・計画○現在運行しているN700系に対し、N700Aに採用している機能の一部を反映する改造工事を実施している。○主な改造内容・中央締結ブレーキディスクの搭載・定速走行装置の搭載(東海道区間のみ使用)○N700系改造計画と現在の進捗状況 2013(平成25)年度 3編成 2014(平成26)年度 8編成 2015(平成27)年度 5編成 計16編成 ※博多総合車両所での全般検査に合わせて、約1ヶ月程度の工期で改造実施 ※2014(平成26)年11月19日現在で、7編成を運用中●詳しくはこちらを参照●JR西日本 ウェブサイト