青い森鉄道株式会社では、平成26年3月ダイヤ改正と筒井駅開業にあわせ、新造車輌を2編成(4輌)を導入する。
▲画像提供:青い森鉄道
○形式
青い森703系
○特徴
【低床式交流電車(バリアフリー対応 JR東日本E721系ベース)】
・ステップのないフラットな床面。
・車内のトイレも車いすでスムーズに利用可能。
・シートはセミクロスで、ボックスシートの間隔を広くしてゆとりをもたせた。
・ステップを無くすことで、客室内の床面積を広げ、定員を確保。
・運行機器について、保安装置や電気機器を二重系構造でバックアップ可能。
・ドア横にあるドアボタンの位置を701系より低く設置。
・挟み込み防止のため、2段階での扉止めを行なう。
・ドアチャイムは、開くときに1回、閉まるときに2回鳴る。
・LED式の情報案内装置をドア上部に設置。
外観については
・全体を丸み帯びた形状とし、車体幅を広げることで、室内の十分な通路幅を確保。
・雪害対策として、台枠下部覆い(スカート)の形状を、排雪を考慮し隙間を少なくし、前頭部分はFRP構造で着雪に配慮した。