わたらせ渓谷鐵道「わ89-101号」は、惜しまれながら平成25年3月31日で引退したが、わたらせ渓谷鐵道開業時から走り続けた5輌の同形車輌のうち、4両は既に廃車されているため、最後の1輌となった「わ89-101号」の外装をデビュー当時のツートンカラーに復元し、大間々駅構内に60mの軌道を敷設して静態保存する。また、敷設した軌道では軌道自転車等も楽しめるようにする。
【静態保存の目的】
「わ89-101号」と同形の車輌は、軽量ディーゼルカー(レールバス)として全国の一部の第三セクター鉄道に導入された車輌であり、当該形式の車輌は、各鉄道においても車体の老朽化とともに順次廃車されている。このため、希少価値が高く、また、当時の富士重工業株式会社で製造された車輌でもあることから、産業遺産としての価値を静態保存し、車輌内部・外部を含めて利活用することとし、わたらせ渓谷鐵道の活性化や沿線地域の観光振興を図っていくほか、公共交通の利用促進のためにも役立てる。
オープニングセレモニー
■日時
平成25年4月27日(土)午前10:40から(20分程度)
記念車両(わ89-101号)保存活用施設お披露目式
わたらせ渓谷鐵道記念車両保存会発足式
■場所
記念車両(わ89-101号)保存活用施設(大間々駅構内)
(「トロッコわたらせ渓谷号」発着ホーム隣接地)
■オープニングイベント
午前10:00~11:30
101号運転席体験、101号&わっしーと記念撮影、軌道自転車体験。
■問合せ
わたらせ渓谷鐵道株式会社
電話 0277-73-2110(平日9~17時)
▼わ89-101号
P:わたらせ渓谷鐵道 ニュースリリースより