小田急電鉄は、東京都と進めている『小田急小田原線(代々木上原~梅ヶ丘駅間)連続立体交差事業および複々線化事業』において、上下線を同時に地下に切り替える工事を2013(平成25)年3月22日(金)終電後に行ない、翌日の3月23日(土)初電から、東北沢、下北沢、世田谷代田3駅を地下駅とする。これにより、この区間にある9箇所の踏切が全てなくなり、交通渋滞が解消される。
また同電鉄では、地下化後も、引き続き、抜本的な輸送力増強、混雑緩和策である複々線化事業完成に向けて、残る2線分のトンネル工事や、駅舎工事、交差道路の整備を行なう。
■地下化日時
2013(平成25)年3月23日(土)初電から
■切替日
2013(平成25)年3月22日(金)終電後
※終電時刻、初電時刻の変更はない。遅延が発生した場合の終電時刻繰り下げ、
他社線との終電接続は行なわない
※やむを得ない事情により切替工事が実施できない場合、翌3月23日(土)終電後に
実施し、地下化日時についても3月24日(日)初電からとする
■切替区間
小田急電鉄小田原線 代々木上原~梅ヶ丘駅間 上下線(約2.2km)
■主な変更点
①東北沢、下北沢、世田谷代田各駅の改札の位置や動線が変更となる。
②下北沢駅にエレベーターを新設することで、小田急線全駅を係員の介助なく改札口から
ホームまで段差なく利用できるようになる。
③上記3駅の時刻表の一部を変更するなど、小田急線の一部ダイヤを変更する予定。