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第9回「日本鉄道賞」に成田スカイアクセス

2010.10.04

 「鉄道の日」実行委員会の日本鉄道賞表彰選考委員会による、第9回「日本鉄道賞」が決定した。

 「日本鉄道賞」は、京成電鉄株式会社、成田高速鉄道アクセス株式会社、独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構の“JAPAN SPEED 日本の空港アクセスを世界クラスへ”。

 選考理由は、都心~成田空港間を最速36分と成田空港を身近にしたこと、新型スカイライナーによる最高時速160キロ運転の実施、快適性向上並びに多くの関係者調整を行い着工から4年数ヶ月という短期間での開業、さらに大幅な建設費の低減や貴重な鳥類の保護といった環境保全への取り組みなど、空港アクセスの改善のみならず、地元調整、工期短縮、工事費低減、自然環境配慮等の各種取り組みが評価されたもの。



 なお、「日本鉄道賞表彰選考委員会特別賞」は富山県、富山地方鉄道株式会社の“路面電車の環状運行で、中心市街地の活性化を目指す”と阪急電鉄の“日本初の『カーボン・ニュートラル・ステーション』 エコで始まる新しい駅 阪急摂津市駅”に決定したほか、特別表彰として、「日本鉄道賞表彰選考委員会 地方鉄道駅舎リノベーション賞」には北海道旅客鉄道株式会社、岩見沢レンガプロジェクト事務局の“岩見沢複合駅舎を核とするまちづくり「らぶりっく!いわみざわ!」”と土佐くろしお鉄道株式会社、nextstations[ネクストステーションズ]の“人を美しく魅せる駅~地方都市における駅の新しい在り方”が、「日本鉄道賞表彰選考委員会 旅客情報サービス向上賞」には東海旅客鉄道株式会社の“東海道新幹線N700系、インターネット接続サービス開始。”、「日本鉄道賞表彰選考委員会 地域観光振興賞」には嵯峨野観光鉄道株式会社の“廃線を活かして20年~新しいスタイルの観光資源を育むトロッコ列車~”がそれぞれ選ばれている。


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国土交通省 ウェブサイト


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