キヤノンは9日、エントリー向けデジタル一眼レフカメラ“EOS Kiss X4”を2月26日より発売することを発表した。
→フルハイビジョン対応の動画撮影機能が充実した“EOS Kiss X4”(EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS装着時)
“EOS Kiss X4”は、新開発の約1800万画素のCMOSセンサー(APS-Cサイズ)と、高性能映像エンジンDIGIC 4を搭載し、常用設定できるISO感度を従来機種「EOS Kiss X3」のISO100~3200からISO100~6400に拡大している。
また「EOS Kiss X3」に搭載のフルHD(1,920×1,080画素)記録による動画撮影機能をさらに進化させ、「マニュアル露出」による動画撮影も対応。さらにセンサー中央部の「640×480」の領域を記録する「動画クロップ」機能を搭載し、通常撮影時の約7倍の望遠撮影が可能となる(動画記録サイズはSD(640×480画素)のみ)。
ボディ背面には、シャッター速度、絞り数値、ISO感度、記録画質等の主な撮影機能の項目を、液晶モニターの1画面に集約して表示して簡単な操作で変更することが可能な「クイック設定画面」を素早く表示できる専用ボタンを新設。連続撮影速度は最高約3.7コマ/秒となり、「EOS Kiss X3」よりも向上している。
“EOS Kiss X4”はボディ単体のほか、EF-S18-55mm F3.5-5.6 ISレンズ付きの「EOS Kiss X4・EF-S18-55 IS レンズキット」、EF-S18-135mm F3.5-5.6 ISレンズ付きの「EOS Kiss X4・EF-S18-135 IS レンズキット」、EF-S18-55mm F3.5-5.6 ISレンズとEF-S55-250mm F4-5.6 ISレンズがセットになった「EOS Kiss X4・ダブルズームキット」が用意される。いずれも価格はオープン価格。
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