JR東海は15日、国鉄時代からの在来線電車127輌を廃車にして、313系電車120輌を新製するとともに、新形式気動車キハ25形10輌を新製することを発表した。
▼新形式気動車キハ25形のイメージ。
イラスト:JR東海ニュースリリースより
キハ25形は313系電車をベースとした車体(ステンレス鋼製)の2輌編成で、省エネやバリアフリー等に配慮したものとなる。また313系電車を含め、運転情報記録機能付きモニタ装置、緊急列車停止装置(EB)、緊急防護装置(TE)、ATS-PT装置などの安全設備を設置する。
キハ25形の投入線区は武豊線で、2010(平成22)年~2013(平成25)年にかけて、順次営業運転を開始する予定となっている。
今回の313系とキハ25形の新製により、同社の在来線電車については全ての電車がステンレス車体となり、ほぼ全てがJR発足以降に新製した車輌となる。