小田急電鉄のロマンスカー・MSE(60000形)が、鉄道関連の国際デザインコンペティションの「第10回ブルネル賞」において「車両部門・奨励賞」を受賞、さらに「2008年度グッドデザイン賞」を受賞した。
▼「ブルネル賞」と「グッドデザイン賞」を受賞した小田急ロマンスカー・MSE(60000形)。
P:尾崎一道(ブログ「今日の一枚」より)
「ブルネル賞」においてロマンスカー・MSEは、「ビジネス特急、観光特急としての洗練された車輌デザインとハイレベルな室内環境に加え、分割が可能な車輌構造で、さまざまな運行ニーズにフレキシブルに対応できる柔軟性も兼ね備えている」点が高く評価された。
「グッドデザイン賞」については、ブルネル賞受賞理由と同様「ビジネスと観光という多様な運行形態とユーザーニーズへの対応を可能にしたデザイン性」が高く評価された。
なお、同社の車輌が「グッドデザイン賞」を受賞したのは、ロマンスカー・VSE(50000形)以来、通算で4度目。
また今回のグッドデザイン賞受賞を記念して、同社では2008(平成20)年10月8日(水)から11月7日(金)まで、ロマンスカー・MSEの1号車・6号車・7号車・10号車側面にグッドデザイン賞の「Gマーク」を掲出して運転する。