9月24日のJR西日本定例社長会見において、0系新幹線さよなら運転をはじめとする新幹線関係の発表がなされた。
■0系新幹線さよなら運転
JR西日本の0系新幹線は2008(平成20)年11月30日(日)をもって定期運転を終了するが(最終列車は同日の〈こだま659号〉岡山14:51→博多18:21)、12月には「0系さよなら運転」と称して4本の臨時列車を運転する。
臨時列車は次のとおり。
【下り】〈ひかり347号〉 新大阪14:56頃→博多18:01頃
運転日:12月6日(土)、13日(土)、14日(日)
【上り】〈ひかり340号〉 博多8:06頃→新大阪12:04頃
運転日:12月14日(日)
編成は全列車0系6輌編成で全車指定席(定員400名)。下りの〈ひかり347号〉は、かつての“ウエストひかり”と同じ停車駅(岡山・広島・小倉)での運転を予定している。
指定席の発売は、1ヶ月前の午前10時から全国のみどりの窓口で販売開始となるほか、「エクスプレス予約会員」及び「J-WESTネット会員」の方には座席数を限定して、指定席先行受付を実施する。また、12月14日(日)には山陽新幹線の主な駅においてさよならイベントを計画しているが、詳細は後日発表される。
■0系新幹線の鉄道記念物指定
0系新幹線が引退することを機に、交通科学博物館に保存している0系新幹線車輌(第1号車4輌)を、その歴史的文化価値を認め2008(平成20)年10月14日(火)の鉄道の日に「鉄道記念物」指定する予定。なお編成は下り方から普通車(21-1)、グリーン車(16-1)、ビュフェ車(35-1)、上り方普通車(22-1)。
■山陽・九州新幹線直通列車名の公募
2011(平成23)年春に運転を予定している山陽・九州新幹線直通列車名の公募を実施する。列車名の公募開始は平成20年10月下旬の予定。