JR西日本は、姫新線輸送改善事業に伴いキハ122・127系気動車を新製投入すると発表した。
▲キハ122・127系の外観および客室内のイメージ(画像提供:JR西日本)
概要は以下のとおり。
- 投入車輌数
19輌(1輌編成×7本、2輌編成×6本) - 列車編成
キハ122:1輌編成
キハ127:2輌編成 - 最高運転速度
100km/h - 走行線区
姫新線(姫路~上月) - 外観デザイン
編成のラインは、稲穂をイメージしたイエローと赤とんぼをイメージしたオレンジの間に透明感を出すアクセントとしてホワイトを配したものとする。 - 安全・環境への対応
安全性の更なる向上を目指し、車体強度を高める。また、排気ガス中の窒素酸化物や煤煙などを低減できる環境対応エンジンを採用する。 - 客室設備
- 誰もが使いやすい車輌
- 扉を両開戸とし、乗車しやすいようにする配慮する
- 扉付近のステップをなくし、車輌床面との段差を解消する
- 座席は転換部1列+2列の転換式クロスシートとする
- 扉を両開戸とし、乗車しやすいようにする配慮する
- 移動制約者に配慮した車輌
- 車椅子対応トイレを設置する
- 車椅子スペースを設ける
- 車椅子対応トイレを設置する
- 分かりやすい車輌
- 車外の正面および側面にLED式の行先表示器を設ける
- 車内にLED式の車内表示装置を設ける
- ワンマン運転に対応し、車内にワンマン運賃表示器を設置する
- 車外の正面および側面にLED式の行先表示器を設ける
- 誰もが使いやすい車輌
- 運転開始時期
2008年9月下旬以降に試運転を行なったあと、2009年春に営業運転を開始。なお、速達化に伴う運用は輸送改善工事完了後の2010年春以降となる。