筑豊電鉄2000形は1976年から1980年までに3輌連接車7編成が導入された車輌である。これまで西鉄北九州線からの乗り入れ車輌で運転していた同路線に初めて導入した自社車輌となった。2007年には2000形全編成の車体色が色違いとなり(2006編成は橙色)、「レインボー電車」の愛称で沿線住民に親しまれたが、2012年以降運用削減や後継車輌の登場で廃車が進み、2006編成も2017年頭に休車となり、筑豊中間駅横の側線にて解体された。現在2000形の残存車輌は休車中の2002編成と現役車の2003編成のみである。 ’15.4.26 筑豊電気鉄道 筑豊中間 P:神野佑樹