鉄道ホビダス

2008年9月アーカイブ


▲伊野線・曙東町電停付近。高知市を東西に流れる鏡川を境に伊野線は単線になる。奥に鴨部電停で交換した後免方面行きの電車が見える。

こんにちは、時間が空いてしまいましたが、土電旅行記、3回目は高知市内から西へ向かう伊野線の鴨部電停~朝倉電停間にある狭隘道路区間を路面電車が行く情景を紹介しましょう。

高知市内から西に向かう土電・伊野線も走る大通りの国道33号線。この道路は平行するように流れる河川の鏡川を渡ると旧道と新道に別れます。土電は狭い旧道に進んで行くのですが、それまで市内の大通りのド真中を走っていた電車はここを境に風景は一変。現代では中々見ることのできない沿道の軒先をかすめるように走る田舎電車に風景へと変わって行きます。


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▲鏡川を渡る土電の線路と国道33号線。奥が後免方面、手前が伊野側。ほとんどの車はここで新道、バイパス方面に右折(画面左側)してゆく。



▲鏡川を渡り最初の電停鴨部では列車交換が行われる。ただでさえ狭い道に電車が窮屈そうに端に寄っているようにも見える。その脇をかすめる自動車も1台通れば道を塞いでしまう。



▲この旧道区間の伊野寄りにある朝倉電停も交換設備がある。電停直近には高知大学のキャンパスがあり乗降客も多い。また、折り返しの電車も多くあり長時間停車もよく見られる。


▲朝倉電停付近は高知龍馬空港行きの発着バス停も近接しているため時折、ハイデッキの大型バスともすれ違う。


▲一般鉄道車輌と比べると小さな路面電車も大型バスとは良い勝負な大きさ。避けてはくれない路面電車をバスが慎重にすり抜けてゆく。


▲今から30~40年前ほどなら路面電車沿線なら数多くあったと思われる風景は今では貴重なシーンを見せてくれる。


路面電車の走る風景というと都市の開けた大通りの真中を行く景色が思い出されますが、ここでは、住宅街の生活道路といった、日常的な道路の中を路面電車が走る珍しい風景を紹介してみました。ではまた。

 こんばんは、(み)です。「としまえん」イベントの間に時間が経過し、早いところではすでに現品が発売された「鉄道コレクション第8弾」ですが、今度は予告通りの越後交通と、岳南鉄道1107にも少々触れてみましょう。

■越後交通1400系
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▲越後交通モハ1400形。小田急1400形を西武所沢工場経由で譲受したもの。客扉下にステップがないところは小田急1400形の姿により近いものがある。

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▲越後交通クハ1450形。モハ1400形とペアを組む制御車。

 さて今回ラインナップされた越後交通は、貨物輸送こそ1995年まで行なわれていましたが、旅客輸送は1975年に終了してしまっていたため、若いファンには馴染みの少ないところでしょう。ファン的には軌間762mmの栃尾線(悠久山~栃尾間・26.5km)があまりにも有名ですが、今回の電車2形式は1067mm軌間の長岡線(来迎寺~寺泊間・39.2km)で用いられていたものです。

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▲新潟交通越後大野駅に置かれた旧越後交通クハ1450形。1輌は車体裾が緑色に塗り直されていた。1983年4月、越後大野。

 さて1975年の長岡交通旅客営業終了後、越後交通クハ1450形のうち2輌が同型車の活躍する新潟交通に譲渡されましたが、結局営業車輌として甦ることはなく、越後大野駅構内に長らく留置された後、解体されました。

■岳南鉄道1100形1107号
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▲岳南鉄道モハ1100形1107号。

 今回1輌のみラインナップされた岳南鉄道モハ1100形1107号です。小田急クハ1350形の譲受・改造車で、本来の1400形とは車体長や形態などが異なりますが、よく似た車輌ということでかラインナップに加えられています。

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▲電装解除されてクハ2600形2602号とされていた時代。1979年、岳南富士岡。

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▲なぜかその後クハのまま、車号が1107号に戻された。1981年8月、岳南江尾。

 岳南入線にあたり両運転台の制御電動車とされた1107号も、結局はほどなく片運転台の制御車へと戻されました。私はこの時代の写真しか持っていないのですが、電装解除後の比較的短い期間に1107→2602→1107とたびたび改番がなされたようで、上記2点の写真も車号が異なっています。

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▲模型の岳南鉄道も次々に充実。ぜひともジオラマを作って楽しみたいもの。

RM MODELS 159号 好評発売中!

 こんばんは、(み)です。前回の当ブログや9月22日の「編集長敬白」にもあります通り、先週末の9月20・21日の両日、都内の老舗遊園地である「としまえん」(東京都練馬区)において「としまえん鉄道フェスタ2008」が開催されました。あいにくの天気ではありましたが、ご参観ならびに出展参加された皆様、ありがとうございました。

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▲159号表紙は乗客満載のE231系16番モデル。今回は付録として「はじめてのハンダ付け」が付属。

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▲526名もの乗務員・乗客を載せた山手線E231系作品を、実物参考写真とともに掲載(製作:熊岡正之さん)。

 さてその開催初日である9月20日、RM MODELS 159号が発売となりました。特集は「大都会のスタンダードE231系」。表紙の絵柄でもお分かりの通りJR東日本の主力通勤電車・E231系について、TOMIX製16番製品の改造作品を中心に模型・実物両面からその魅力に迫ります。

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▲「キャラメル-N」を使用したユニークな作品数々。

 その他のユニークなネタとして、アイコム製の小型動力・キャラメル-N(ナイン)を使用した読者公募作品の発表が今月号にて行なわれています。その数18点、自由型からスケール車輌までユニークな作品群をお楽しみ下さい。

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▲ハンダ付けのノウハウがぎっしり! 今回付録の「はじめてのハンダ付け」。

 さて毎回ご好評をいただいております別冊付録「はじめての~」シリーズですが、第9回となる今回は「はじめてのハンダ付け」と題し、いよいよNゲージの真鍮製キットをハンダ付けで組むところまでステップアップします。例によって工程ごとの詳しい説明により、ハンダ付けの理論から小型電車(ワールド工芸製・上田交通モハ5250形)の製作、そして応用編としてレールクラフト阿波座製の南海2300系モデルを取り上げます。
 ハンダ付けなどまだまだ…という方も、この機会にステップアップを図ってみてはいかがでしょう。

 RM MODELS 159号(2008年11月号)は現在好評発売中(特別定価1,300円)。全国の書店や模型店などでお買い求めください。

こんにちは、副編まるはねです。さて、このホビダスサイト内の各所にも告知がありますが、明日より2日間、東京都練馬区の遊園地「としまえん」にて(あ、豊島区じゃなかったんだ、という人! 私もそうでした)、ネコ・パブリッシングととしまえんが総力を挙げてお送りするイベント「鉄道フェスタ2008」が開催されます。今日はイベントの内容について、搬入日の模様を交えつつお送りしましょう。

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今回のイベントはキャッチフレーズとして「『鉄道だいすきファミリー』に贈る」とありますように、見て聞いて体感できるイベントを多数揃えています。鉄道模型に関係ありそうなところで言うと…

Nゲージメーカー各社出展
 KATO、グリーンマックス、マイクロエース(五十音順)の各社によるNゲージ展示ブース。初お目見えの新製品もあるかも…?
(場所:それいゆホールA)


KATOはユニトラックの各種発展プランをアピール。


グリーンマックスのレイアウト。


マイクロエースのレイアウト。

Nケージのカメラカー体験運転(有料300円/人数限定 整理券配布)
 TOMIX提供による、シーナリー付きレイアウトでのカメラカー運転。もちろんコントローラーはサウンド付きN-S2-CL!
(場所:それいゆホールB)


カメラカーの体験運転レイアウト。

5インチ乗用模型運転(有料100円)
 5インチゲージのミニ鉄道が登場。家族で乗車記念写真も撮れます。
(場所:それいゆ広場)

さらに、本サイトでもリンクしている「鉄音アワー」でおなじみ、SUPER BELL’’Zの皆さんによるステージライブも予定されています。進行役には鉄道アーティストとして各方面で活躍中の小倉沙耶さん! こちらも注目ですね!
○タイムスケジュール(20・21日共通)
1回目:12:30~13:00
2回目:14:30~15:15
(場所:屋外エルドラドステージ)
※2回目のステージは、鉄道・バス部品のオークションも兼ねています。なお、ステージライブは雨天中止となりますが、その場合オークションだけは屋内(それいゆホールB)にて14:30より行ないます。もちろんSUPER BELL’’Zさんと小倉さんも出演しますのでお見逃しなく!

鉄道・バス部品即売会(整理券配布)
 めったに手に入らない、実物の電車・バス用の部品の即売会です。ご購入には整理券が必要で、こちらは11:00よりエルドラドステージ横にて配布します。

あと『バスホビーガイド』的には、西武バスによる実車バスの展示も大いに見ものです! 展示予定は路線車2台と高速車1台の計3台を予定しています。

他にも、鉄道事業者さんやトイ・グッズメーカー及びショップさんの出展ブース、フリーマーケット、トレインシュミレータ(有料)など、見どころ盛りだくさん! 是非ご家族で遊びにいらしてくださいね!

■開催日:2008(平成20)年9月20日(土)、21日(日)
■開催時間:10:00~17:00 荒天中止
■交通
○西武豊島線 豊島園駅下車徒歩1分
 ※西武池袋線池袋駅より直通電車14分
○都営大江戸線 豊島園駅下車 A2出口より徒歩2分
○西武有楽町線 練馬駅乗り換え豊島園駅下車徒歩1分
■入園料
 大人(中学生以上)1,000円
 子供(3歳~小学生) 500円
※「としまえん 鉄道フェスタ2008」は入園料のみでご覧いただけます

P:龍

明日の天気がなんとか回復しますように…!

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 こんばんは、(み)です。RMM159号(9月20日発売)の編集作業も一段落し、編集部内にもしばしの安堵の雰囲気…と思いきや、来週末に控えている「としまえん鉄道フェスタ」の準備に余念がない状態でもあります。

 さてトミーテックより今月発売予定の「鉄道コレクション第8弾」の試作サンプルをお預かりしましたため、これからしばらく何回かに分けて紹介したいと思います。まずは現在バス会社としては健在であるものの鉄道線はすでに廃止されてしまった、新潟県を走る私鉄2題がラインナップされているうち、1999年とより近年まで旅客営業が行なわれていた新潟交通からです。
P:模型・実車いずれも(み)。

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▲新潟交通モハ16。旧伊那電気鉄道買収車の下廻りに小田急1400形の車体を組み合わせたもの。

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▲新潟交通クハ47。末期の新潟交通の制御車はほとんど小田急1400形車体のものに揃えられていた。

 新潟交通(1999年鉄道線全廃)の車輌は、これまでの「鉄道コレクション」でも第2弾でモワ51、第3弾でモハ2229+2230、そし第6弾で主力車輌の日車標準車体を持つモハ11と続いてきましたため、今回の2形式の登場で多少の外観の違いに目をつぶれば、晩年のほとんどの車輌のタイプが模型化されたことになります。

 晩年の新潟交通の車輌と言われて思い浮かぶのは、主力車輌とでも言うべき日車標準車体の電動車とともに、ラッシュ時の増結用として使用されていた旧小田急1400系列車体のクハでしょう。早くもこの2輌編成が「鉄コレ」で再現できるようになりました。もちろん制御車のみならず、晩年では数少ない日車標準車体以外の電動車として異彩を放っていたモハ16も同時ラインナップされています。

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▲新潟交通白根駅でのモハ16(左)とモハ21の出会い。1983年4月。

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▲日車標準車と旧小田急クハからなる2輌編成は、鉄道線ラッシュ時の典型的な編成であった。1990年9月、燕~灰方間。

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▲これだけ車輌が揃うと、気分はまるで往年の東関屋駅。

 次回は越後交通を紹介の予定です。

※写真の「鉄道コレクション」サンプルはすべて試作品であり、商品とは一部異なる場合がありますのでご了承下さい。

■ホビダスでのご予約はこちらから↓
【予約】トミーテック 鉄道コレクション <第8弾>BOXセット(10個セット)

こんにちは、副編まるはねです。さて既に7月末より発売になっていたようですが、昨年に続き今年も京商製造、サンクス及びサークルK限定ミニカーとして、1:150スケールのダイキャスト製路線バスミニカーが発売になっています。例によって「当てモノ」、ブラインド販売ですが、割と好みのバスを「引いた」ので、皆さんに自慢しちゃおうかと。

●遠州鉄道バス 日野レインボーHR7JPAE

全部で16種ラインナップがありますが、バスの型で言うと8形式(同形のエルガとブルーリボンⅡは一つとして数えて)。一番のお気に入りは、他社からは発売になっていない中型ノンステップバスの日野レインボーHR7JPAEで、しかも遠州鉄道バス! 有力事業者の割にこれまでこのスケールでの製品は少なかったですよね。しかもメタリック塗装が綺麗に決まっていて、厚ぼったさも感じず、とてもラブリーな仕上がりです。

●仙台市営バス 三菱ふそうエアロスターMP37JK

これまたバスコレでは未発売車種、仙台市営というのも割と貴重かと。涼しげなカラーリングもバッチリ決まっています。本車に限らず、第一弾よりも大幅にクオリティが上がっている印象。組み付け、塗装が非常に良好で、たゆまぬ品質改良の努力を感じます。

●明石市営バス 日野ブルーリボンⅡKV234L1

●大阪市営バス 日野ブルーリボンⅡKV234L1

日野と言っても見た目はいすゞエルガそのままの2台。明石市営のような見慣れないカラーリングは楽しいですね。

●高知県交通バス 日産ディーゼルK-U31K 1981

モノコック世代の旧型バスで、高知県交通バスではまだ1台同形車が現役なのだそうです。確か昔千葉の日東交通にも同形車(後扉だったけど)がいたのを思い出しました。特徴的なヘッドライト廻りにちょっと塗料が溜まってしまった個体で残念。

●四国交通バス いすゞBXD30 1966

四国交通のボンネットバスは、ずいぶん以前のバスコレにも含まれていましたが、こちらは動態保存車をモデリングしたもの。ただし実車はライト4灯の後期型のようですが、モデルは2灯の前期型となっています。この小ささで窓ガラスをはめ込みにしているのは努力賞モノ。

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いずれも黒いディスプレイ台座付きで、コレクションカードも付属。価格は480円(税込)です。店頭在庫のみですので、見かけたらお早めに。

本日現在、こちらでもまだ買えるようですよ…!(ボックス販売のみ)

あ、そういえば愛用のコンデジを買い換えました。割と衝動。さよならありがとうファインピックス、これからよろしくリコーG8。接写に強いので、模型を撮るのにはうってつけみたいです。

P:まるはね

鹿沼公園のD52 その2


▲神奈川県相模原市鹿沼公園に保存されているD52 235号機。正面ナンバープレートのない、不自然な状態からボランティアの人々の整備によりナンバープレートが復活した。


こんにちは(T.I.)です。先日このブログでお知らせした、神奈川県相模原市鹿沼公園に保存されているD52 235号機の整備を、ボランティアの代表として活動しておられる杉本さんから、その後の進捗状況を伝えるお便りが届きました。
まず、それまで正面煙室扉に付くナンバープレートがない姿だったのですが、各地から集まったボランティアの方の1人が、レプリカのプレートを製作し取り付け。普段はこの姿で展示保存されることになりました。
今月の公開日には、市によって保管されていたナンバープレートが付くそうです。

東横線横浜駅の不思議

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▲2004年2月より地下化された東横線横浜駅ホーム。ここは横浜高速鉄道との営業境界駅でもあります。

こんにちは(T.I)です。ワタクシが毎日利用をしている東横線横浜駅なのですが、前から気になることがあるのです。下の写真を見てください。


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▲みなとみらい線の開業に伴い、新しくできた営業境界点。右が東京急行(東横線)で左が横浜高速鉄道(みなとみらい線)。

東横線横浜駅ホーム中程にある東急と横浜高速鉄道の境界、これを境にレールの太さ(重量)が違うのです。

一般的には鉄道会社が違えば、線路の造りも変わり、列車本数や速度などによって、レールの太さは違うものです。ただみなとみらい線は、東横線と直通運転で基本的に東横線の基準にあわせていると考えられるので、線路の造りや運転速度なども同じと思うのです。

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