鉄道博物館は、企画展「埼玉 鉄道再発見!~Discover Saitama~」を2025年12月13日(土)から2026年6月15日(月)にかけて開催する。

2025年3月、大宮駅が開業140周年を迎え、さらに東北本線の大宮~宇都宮間も開業140周年、埼京線は開業40周年を迎えるほか、私鉄にも周年を迎えた路線があるなど、2025年は埼玉県内を走る多くの鉄道にとって、節目の年にあたる。今回の企画展は、このアニバーサリーイヤーに合わせ、地域の発展や文化形成に大きな役割を果たしてきた、埼玉の鉄道の知られざる歴史や魅力の再発見を提供するもの。
展示内容は、複数の鉄道路線が集まり、それがもとで工場や貨車操車場などの鉄道施設が数多く立ち並び、それに伴って多数の鉄道関係者が居住してきた、“鉄道の町”としての発展を遂げてきた大宮の歴史を紹介する「“鉄道の町”・大宮のあゆみ」が期間中通期で展示されるほか、埼玉の鉄道の歩みを前・後期に分け、前期では国鉄・JR、後期では私鉄・第三セクター各社にそれぞれ焦点を当て、その歴史と変遷について紹介する。


(画像はいずれもプレスリリースより)
また、会期中は小さな子どもから大人まで楽しめる特別イベントが開催される。担当学芸員による企画展の解説を聞くことができるガイドツアーが12月13日(土)と1月12日(月・祝)に、「鉄道の町」として発展してきた大宮の歴史を紹介する「てっぱく大学『鉄道の町大宮~成立と展開~』」が12月20日(土)に行われるほか、12月1日(月)から28日(日)にかけて1970・80年代の埼玉県の鉄道路線や施設の姿を紹介したお宝映像コレクションの上映が、12月13日(土)から1月8日(木)にかけて展示されている武蔵野線101系電車に武蔵野線のヘッドマークや当時の車内吊り(レプリカ)の掲出等が行われる。
そのほかにもNゲージによるダイヤ運転の実施、子供向けのすごろくゲームの開催や塗り絵コーナーの設置などイベントが目白押しで、レストランでは会期中に特別メニューも提供される予定。
■会期
2025年12月13日(土)~2026年6月15日(月)
前期:2025年12月13日(土)~2026年3月9日(月)
後期:2026年3月14日(土)~6月15日(月)
※2026年3月11日(水)~3月13日(金)は展示替えのため閉室(3月10日(火)は休館日)。
■会場
鉄道博物館 本館2F スペシャルギャラリー1
■入場料
無料 ※入館料のみで観覧可能。
【入館料(税込)】
一般 1,600円[1,500円]
小中高生 600円[500円]
幼児 300円[200円]




