西武鉄道は、環境負荷の少ない他社からの譲受車両「サステナ車両」のうち、東急電鉄から譲受した車両形式と車両のデザインを決定したと発表した。
車両形式は、東急電鉄で使用していた「9000系」より変更し、同社でこれまで使用されていない番号である「7000系」となる。車両デザインについては、サステナ車両としてのイメージ統一を図ることを目的に、8000系のデザインと同様、車両の整備を行う入社3年目(当時)社員が発案した、同社のコーポレートカラーの「ブルー」「グリーン」をベースに「永遠」や「発展」「繁栄」を表す市松模様にアレンジしたデザインとする。

7000系デザインイメージ
7000系は現在、武蔵丘車両検修場ならびに東急テクノシステムにて車両の整備を行っており、2026年度より運行を開始する予定。整備の様子は西武鉄道公式YouTubeに随時公開される。
同社では、新造車両の導入に加え、「サステナ車両」を並行して導入することにより省エネルギー化を加速させ、2030年度までの車両の100%VVVF化を目指している。
車両搬送の様子(10月9日撮影)
車内の様子(10月3日撮影)




