185系

ニュース

嵯峨野トロッコの新型客車の詳細発表!あわせてロゴマークもリニューアル!

2025.10.29

 JR西日本・嵯峨野線の旧線区間を利用して1991年に開業した嵯峨野観光鉄道では、開業当初から専用塗装のDE10とトキ25000形貨車改造の客車で運行を行なってきた。運行開始から35年近くになり、牽引機・客車ともに老朽化が進んできたことから、同社では新型車両の導入を予定している。

新型客車のエクステリアデザイン(画像提供:嵯峨野観光鉄道

 新型客車は、黒ベースの塗装に同線のテーマカラーをあしらったような高級感あるエクステリア。車体断面は「面取り」されたような独特のものとなっているほか、窓ガラスの支柱はブラックアウトされており、景色への没入感が高まっている。

こちらは車内イメージ。4両編成の客車のうち1両の車端部には特別室が設けられる予定で、ここでは縁台型の座席に座って3方向から眺望を楽しむことができる。
画像提供:嵯峨野観光鉄道


リニューアルされるロゴマーク。嵯峨野トロッコにまつわる様々な要素を盛り込んでデザインされている
画像提供:嵯峨野観光鉄道

 さらに、車両更新に伴って嵯峨野トロッコのロゴマークもリニューアルされることとなっている。紅葉や桜といった季節感のある要素が加えられたほか、土木遺産に登録されているレンガ積みのトンネルなど同線がたどってきた歴史を感じさせるシンボルも盛り込まれている。JR西日本が新たに設計する牽引機とあわせて、2027年の運行開始が楽しみだ。

新型客車についてのプレスリリースはこちら

  • このエントリーをはてなブックマークに追加