京都府嵐山で「嵯峨野トロッコ」の愛称で親しまれている嵯峨野観光鉄道は、JR西日本・嵯峨野線の複線化に伴って廃止された嵯峨嵐山~馬堀間の旧線区間を利用して誕生した。保津川に沿って曲がりくねって走る旧線区間の歴史は明治時代にまでさかのぼり、線内には当時の私設鉄道ブームを感じさせる鉄道遺産が数多く残されている。


当日は軌道カート(左)に乗り、独特な意匠の「清瀧トンネル」などの鉄道遺産を巡る
(プレスリリースより)
本ツアーでは、その旧線区間を保線用の軌道カートに乗って巡ることができる。起点方は装飾的な「フランス積み」、終点方は強度重視の「イギリス積み」と異なる工法で建設された「亀山トンネル」や、昭和3年に造られた純国産のトラス橋「保津川橋梁」など、約100年に亘って維持・活用されている現役の鉄道遺産に間近で触れることができる。申し込みはtabiwaウェブサイトより。
■ツアー名称
嵯峨野トロッコ「トロッコ嵐山駅」から営業線路内へ トンネルアート&鉄道土木遺産を軌道カートで約4.4km走るナイトツアー
■日程
2025年10月17日(金)、18日(土)
■参加費用
16,800円(税込)




