大井川鐵道は、1970~80年代にかけて登山客に向けた夜行急行列車「山岳夜行」を運行していた。同列車は、新金谷駅で「大垣夜行」、千頭駅で井川線の臨時列車とそれぞれ接続するダイヤで、南アルプス登山の重要なアクセスルートとして機能していた。
「山岳夜行」に使用予定の元近鉄16000系(画像:プレスリリースより)
「山岳夜行」の運行開始から今年で55周年となることを記念して、元近鉄特急16000系を用いて夜行列車の復活運転が行なわれることとなった。運転日時は7月下旬から8月中旬にかけての土曜日で、夏の登山シーズンに合わせた運行。SL夜行列車に続いて電車夜行の復活を熱望していたファンにとって嬉しいニュースだ。
■運転日時
2025年7月26日(土)、8月2日(土)、8月9日(土)、8月16日(土)
金谷駅 21:55発 → 家山駅 翌6:05頃着 → 川根温泉笹間渡駅 翌6:14頃着
■使用車両
元 近鉄16000系
■旅行代金
エコノミーシングル 11,800円
ゆっくりツイン 14,800円
ストレッチツイン 16,800円
ゆったりBOX 19,800円(いずれも税込、大人・小人同額)