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スタンプラリーや電車の運転体験も! 叡山電車が開業100周年記念事業を開始!

2025.03.13NEW

記念事業のロゴマーク(画像:プレスリリースPDFより)

 「京都電燈」という電力会社をご存じだろうか。この会社はかつて関西や北陸の電力供給を担っていた会社で、日本で初めて営業用の水力発電を利用した送電サービスを開始し、安価な料金で電気を提供したことでも知られている。叡山電鉄はこの京都電燈によって、1925年に運行が開始された。ちなみに京都電燈は嵐電の運行も手掛けていた時期があり、京福電気鉄道の社章は京都電燈の社章と同じものである。

 叡山電鉄では、運行開始100周年を記念し、2025年3月20日(木・祝)~2026年3月31日(火)の約1年に亘ってイベントを展開することを発表した。

「はなももかいどう」のイメージ(画像:プレスリリースPDFより)

「はなももかいどう」の誕生
 鞍馬線の二軒茶屋駅~市原駅間で、線路沿いの約450mに亘って車窓から「花桃」を楽しめる「はなももかいどう」が誕生する。見頃は3月中旬から4月中旬とされており、「紅葉のトンネル」に加えて春にも癒しのスポットが誕生することとなる。

「運転体験会」の実施
 修学院車庫にて、2025年4月4日(金)と5日(土)に各日5名限定で運転体験会を開催する。
日時:2025年4月4日(金)・5日(土)9:00~12:00
■開催場所:叡山電車 修学院車庫
■参加費:30,000円(税込)
■定員:各日5名
■申込期間:2025年3月14日(金)10:00~4月1日(火)17:00(定員に達し次第受付終了)

画像:プレスリリースPDFより

「叡山電車開業100周年記念エキタグスタンプラリー」の実施
 2025年3月20日(木・祝)~12月31日(水)の期間で、出町柳駅、宝ケ池駅、八瀬比叡山口駅、鞍馬駅のエキタグを集めると、オリジナルスタンプを入手できる。また、オリジナルスタンプを入手した人の中から抽選で記念NFTがプレゼントされる企画もある。

 この他にも、街歩き型の謎解きゲームやスマートフォン向けパズルゲームといった企画も展開される予定。

詳しくはこちら(プレスリリースPDF)

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P:佐野 徹

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