京成グループは2月14日、千葉京成ホテルが運営する京成ホテルミラマーレにおいて、「京成電鉄3400形トレインルーム」に続く新たな鉄道コンセプトルーム、「新京成電鉄8800形トレインルーム」の宿泊プランを、2025年2月25日(火)より予約開始とすることを発表した。
このトレインルームは、2025年4月に京成電鉄株式会社との合併を控えた新京成電鉄株式会社のメモリアルルームとして、新京成電鉄全面協力のもと、営業運転を終了した8800形8805編成の車両部品をアップサイクルして実現したものである。好評を博している「京成電鉄3400形トレインルーム」のノウハウと、実際の運転士や宿泊者の声が活かされており、プレスリリースによれば「さらに“鉄分”が極まった仕様」となっているそうだ。詳細は以下の通り。
▲京成ホテルミラマーレ公式ホームページより
■コンセプト
新京成電鉄の8800形8805編成で使用されていた部品を再利用。本物の運転台や計器類、車掌スイッチなどに触れながらリアルな運転体験ができるコンセプトルームとなっている。100インチの大画面で乗務員室からの迫力ある映像を再現し、運転士が参考にする乗務員室扉からの景色もシミュレーターと連動している。この他にも同車両に係る展示品を多数設置するなど、新京成の魅力と懐かしさを感じながら滞在することができるプランとなっている。
■宿泊期間
2025年3月25日(火)より
※チェックイン13:00~、チェックアウト~11:00
■予約受付
2025年2月25日(火)10:00より
■客室
京成ホテルミラマーレ 本館
客室タイプ:エグゼクティブツイン(36平方メートル)
設備:メインベッド2台(幅110cm)とエキストラベッド1台(幅97cm)
人数:大人3名、添い寝2名(未就学児まで)
■料金
1室2名様 朝食付き48,000円(消費税・サービス料込)~
詳細は京成ホテルミラマーレ公式ホームページにて。
■特徴
(1)大画面モニタと本物の運転台でよりリアルな体験シミュレーター
● 100インチの大画面で、乗務員室前面の映像を再現。
運転士が参考にする「乗務員室扉からの景色」もシミュレーターに連動。
●主幹制御器(マスコン)、速度計、警笛ペダルなどがシミュレーターに連動。
実際の映像や音を収録し再現しており、リアルな運転体験が可能。
● 新京成線全区間の松戸~京成津田沼駅(上り/下り)を体験。
●鉄道タレント響丈さん、豊岡真澄さんによる運転士&車掌ボイス
(2)展示品
● 一体型の乗務員室を再現(運転台やスイッチ類)。
●8800形正面の実寸大イメージに、前照灯・尾灯の点灯機能、行き先方向幕の操作機能付き。
● 車掌機器、駅名標…等。
※このほか、8800形をイメージしたクッションやベッドスロー、シャワーカーテンも。
(3)宿泊特典
●「新京成電鉄 8800形トレインルーム」オリジナルノベルティ
●新京成電鉄制服の貸出(子供用3月25日~、大人用4月以降)
●カフェレストランミレフォリアでのワンドリンク
■協力
新京成電鉄株式会社
京成不動産株式会社
オフィス濱崎・第一閉塞進行!(運転体験シミュレーター)
響丈さん、豊岡真澄さん(運転士&車掌ボイス)
◆詳しくはこちら
●京成電鉄プレスリリースPDF
●京成ホテルミラマーレ公式ホームページ