京都丹後鉄道では、宮津線の開業100周年を記念して、国鉄時代に丹鉄線内を走行していた「キロ28」をイメージしたリバイバル列車「みやづ号」2025年2月1日(土)より運行開始すると発表した。
キロ28はキハ58系列のグリーン車で、かつて京都から福知山・網野・城崎などを結んでいた急行「丹後」では1996年まで運行していた車両。なお、現在丹鉄で運行しているKTR700形やKTR800形の車体側面のデザインは、このキロ28がモデルとなっている。
今回のリバイバル列車「みやづ号」はKTR700形を使用し、ボディーカラーはキロ28と同じ温かみのあるオレンジ色とクリーム色、そしてグリーンのライン(等級帯)を再現。さらに運行開始に合わせて「『みやづ号』運行開始記念企画きっぷ」も販売。丹鉄線内の普通・快速列車が乗り放題で、利用日当日は何度でも乗り降り可能である。
▲気動車急行色に加え、グリーンのいわゆる「等級帯」も再現されたKTR700形。
画像:京都丹後鉄道公式Xアカウントより
画像:京都丹後鉄道公式リリースより
▲実際のキロ28。(キロ28 188)
‘80.7 土山〜東加古川 P:芝地寛之
(消えた車両写真館より)
■運行日
2025年2月1日(土)~
※車両検査日除く
■運行区間
西舞鶴駅~豊岡駅
■車両数
1両
■利用料金
無料
※乗車区間の運賃のみで乗車可能
■デザイン
外装:「キロ28」を模したカラーとライン
ヘッドマーク:「みやづ号」の「みやづ」の文字と、天橋立の「飛龍観」をイラスト化
※3月31日(月)まで装着予定