▲今回復刻されることになったN800形の旧塗装。写真は新塗装化前のもの。
‘11.1.26 新京成電鉄 前原 P:後藤篤史
(鉄道投稿情報局より)
新京成電鉄は、現在運行されているN800形電車のうち1編成(N838編成)を、2005年導入当時のカラーリングを再現した復刻塗装として、7月24日から運行を開始すると発表しました。
この「N800形 復刻塗装電車」の運行は、新京成電鉄という会社の歴史を振り返り、懐かしく感じてもらうことを目的に運行されます。なお、新京成電鉄におけるリバイバルカラー電車は、過去にも8000形で行なわれていました。
N800形は2005年5月にデビューした形式で、登場当時はマルーンをイメージした帯色でした。この車体側面に配される4本の帯には、松戸市、鎌ケ谷市、船橋市、習志野市の沿線4市をイメージしており、沿線のネットワークと軽快感を表現していました。その後、2014年からは現在のコーポレートカラーである「ジェントルピンク」のデザインに変更され、2017年に消滅しました。今回のリバイバルで、約7年ぶりにN800形の旧塗装が復活することになります。