デアゴスティーニから刊行されている「鉄道車両 金属モデルコレクション」の第46弾となる「DF50形ディーゼル機関車 DF50 559」が登場した。実車は初の本線用ディーゼル機関車の量産形式として、1957(昭和32)年に製造が開始された車両。当時はまだ蒸気機関車が幅を利かせていた中、国鉄非電化路線の無煙化に貢献し、0番代とパワーアップされた改良型である500番代と合計して138両の大所帯となった。その後後継車両であり、本線用の決定版となったDD51や、支線や入換用として登場したDE10などが登場したことにより置き換えられたほか、電化が進んだことにより1983(昭和58)年に引退。JRに引き継がれることはなかった。
モデルとなったのは川崎重工業と日立製作所と共同でドイツMAN社の技術提携の上開発された改良型の500番代がプロトタイプ。ナンバーは559号機となっており、山陰は米子機関区所属に所属した1975(昭和50)年頃の姿を再現している。ネームプレート付きの専用台座とアクリルケースが付属。価格は7,499円(税込)となる。