デアゴスティーニから刊行されている「鉄道車両 金属モデルコレクション」の第45弾となる「201系 クハ201形 中央・総武緩行線」が登場した。実車は201系の試作車、続けて量産車が先んじて投入されていた中央快速線系統に続き、第2の投入先として1982（昭和57）年に中野電車区に配置された。車体カラーは101系・103系同様の黄色5号（カナリアイエロー）とされた。なお、各地に投入された201系だったが、カナリアイエローを纏った車両はこの中央・総武線用のみとなる。増備過程では製造コストを抑えた通称「軽装車」なども投入されたが、その後よりコストパフォーマンスに優れた205系に進化し、201系の製造は1985年に終了した。
モデルでは1981（昭和56）年に登場した量産車をプロトタイプとしており、塗装は中央・総武線用の黄色5号、車番はクハ201-34としている。ネームプレート付きの専用台座とアクリルケースが付属。価格は7,499円（税込）となる。
