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BSフジ、5月に鉄道の2つの特番『地方創生への再出発』『時代を走る鉄道たち2024春』を放映

2024.05.03

 BSフジでは、2024年5月に鉄道に関する特番を2つ放映します。

◎『今こそ鉄路を活かせ! 地方創生への再出発』
■放映日時:5月5日(日) 12:00~14:00

(BSフジ提供)

 これまで「岐路に立つローカル線」の現状をお伝えしてきた「甦れ!東北の鉄路」シリーズ。昨年の番組では、北海道の函館本線、長万部~小樽(140キロ)は、すでに廃線が決まり、函館~長万部(112キロ)は協議中であることを報じた。また番組では、北海道と本州を結ぶ貨物輸送が途絶えることを危惧し、食糧の安全保障や有事の観点から国土交通省や防衛省を取材。函館本線を残すべきではと主張した。

 その後、昨年7月に開かれた国土交通省、北海道庁、JR北海道、そしてJR貨物との協議会で、函館~長万部間を貨物専用線として存続させることで合意。整備新幹線の平行在来線が、このような形で存続するのは初めてのことである。

 しかし一方で、2024年4月1日、北海道の最長路線である根室本線、富良野~新得(81.7キロ)が廃止され、2026年3月には留萌本線全線廃止、そして北海道新幹線札幌延伸の2031年度に函館本線、長万部~小樽(140.2キロ)が廃止される。このまま鉄路を活かす対策を講じなければ、恐らく北海道は札幌近郊の鉄路しか残らないこととなる。そして、同様の形で全国の赤字ローカル線を廃止すれば、鉄路は都会にしか残らない状況となる。国策として「地方創生」が推し進められる中、この状況が続いて良いのだろうか?

 そこで今回は引き続き、いま全国のローカル線で何が起きているのかを、つぶさに取材。ローカル線の存廃問題は一地方の問題でなく、わが国の社会問題として考えるべき課題であることを、具体例を挙げながら考える。

 

◎『鉄道伝説スペシャル「時代を走る鉄道たち2024春」』
■放映日時:5月19日(日) 12:00~14:00

(BSフジ提供)

 春は全国の鉄道で恒例となっているダイヤ改正の季節。令和6年もこの改正の時期に合わせ、鉄道伝説の特別番組をお届け。

 新型投入や新路線の話、その一方で消えゆく駅や車両…。ダイヤ改正の話を中心に、鉄道界のさまざまな惜別と祝賀に想いを馳せ、鉄道好きのメンバーが大いに語り合う。 

 さらに浅草から日光・鬼怒川方面をむすぶ新型特急車両、東武スペーシアXに石丸謙二郎と久野知美が乗車。その魅力を堪能する。

<出演者>
石丸謙二郎
吉川正洋(ダーリンハニー)
久野知美
野月貴弘(SUPER BELL”Z 車掌DJ)
梅原 淳
南田裕介

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