185系

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【一部60000系を流用する編成も】東武アーバンパークライン 新型80000系発表!

2024.04.16

 東武鉄道は2024年4月16日に、2025年から東武アーバンパークライン(野田線)に新型車両80000系を導入すると発表しました。最新機器の採用や、現行の6両編成から5両編成に改めることで、更なる省エネ化・CO2削減に伴う環境負荷低減を図るといいます。

 ▲外観イメージと車内イメージ(プレスリリースより)。

 新型80000系は、東武グループが目指している「人にやさしく 人と地域が共に輝きつづける社会」の実現を念頭に置いており、コンセプトとして「子育て世代に優しい車両」を掲げています。そのため家族連れが快適に過ごせるよう配慮された、「たのしーと」の設定も新たに行なわれます。また、車内には防犯カメラも設置される予定です。

 また、本格搭載としては民鉄初となる同期リラクタンスモータを採用した車両推進システム(Syn TRACS)およびリチウムイオン二次電池SCiBTMとSIV装置を組み合わせた車上バッテリシステムを搭載し、消費電力を現行の東武8000系と比較して40%以上削減される見通しとなっています。

▲新たに導入される「たのしーと」のイメージ(プレスリリースより)。

 なお、現在東武アーバンパークラインで運行されている60000系(6両固定)については、5両化改造を実施し引き続き運行するとしています。それに伴い80000系には、サスティナビリティの観点から、60000系を6両編成から5両編成に改造する際発生する1両を流用して組み込む予定です。導入予定の全25編成のうち60000系全編成分に当たる18編成は4両を新造し、1両を60000系からの流用車を活用することで5両編成を構成します。

■車両形式名:80000系

■導入両数(予定): 25編成125両

■導入時期:2025年春以降 順次

詳しくはこちら(プレスリリースPDF)

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