デアゴスティーニから刊行されている「鉄道車両 金属モデルコレクション」の第40弾となる「189系 クハ189形500番代 特急『あさま』」が登場した。189系は、最大勾配66.7‰となる信越本線横川〜軽井沢間の碓氷峠にて、補助機関車であるEF63との協調運転が可能な直流特急型として1979（昭和50）年に登場した系式。「あさま」の主力車両として活躍を続け、北陸（長野）新幹線開業で碓氷峠区間が廃止になった後も、中央本線の「あずさ」や波動輸送で活躍。完全引退は2019（平成31）年3月であった。
モデルではJR化後、「あさま」用の189系に施されたアコモ改善車の塗装を再現。明灰色をベースにアイビーグリーンとフォギーグレーの帯を配した姿は、EF63とともに晩年の碓氷峠を象徴したカラーリングである。ネームプレート付きの専用台座とアクリルケースが付属。価格は7,499円（税込）となる。
