昭和館は開館25周年記念特別企画展「昭和を駆け抜けた超特急 ~燕(つばめ)、そして新幹線へ~」を開催すると発表した。
昭和39年(1964)に「夢の超特急」として新幹線が登場する以前、「超特急」と呼ばれた人々が憧れる特急列車があった。その特急列車「燕」は昭和5年10月、東京~神戸間を約9時間で結び、従来の同区間の所要時間を2時間以上も短縮させたことから、当時では画期的な特急列車として活躍した。太平洋戦争により、特急列車は一時その姿を消したが、戦後、特急列車「つばめ」と改称し、再び走り始めた。本企画展では、超特急「燕」が誕生した昭和初期から新幹線の登場までの軌跡を紹介する。
(写真左)鉄道博物館提供 (写真右)太田畯三撮影
■開催日時:2024年3月9日(土)~5月6日(月)
10:00~17:30(入館は17:00まで)
休館日:毎週月曜日(4月29日、5月6日は開館)
■場所:昭和館3階 特別企画展会場
東京都千代田区九段南1-6-1
■入場料:無料
■主催:昭和館(厚生労働省委託事業)
■後援:千代田区・千代田区教育委員会
■展示イメージ
▲「燕」特別急行券
▲決戦交通体制強化運動
▲ハイキング読本 強歩強兵
当時名古屋鉄道が発行したハイキングのパンフレット