キハ10保存会では、元鹿島臨海鉄道のキハ10形の保存修復のためのクラウドファンディングを実施している。
(プレスリリースより)
■紹介文
キハ10は戦後開発されてきた気動車(ディーゼル動車)の元祖にあたる車両です。液体式変速機をはじめて採用した技術的意義の高い車両で、その後の気動車の原型となりました。現在ではほとんどの車両が解体されてしまい、今は全国に5両保存(鉄道博物館・リニア鉄道館・旧南部縦貫鉄道・旧加悦SL広場・当地)されているのみです。
そうした中で、この車両は唯一個人によって保存・活用されてきた車両でした。解体の検討がなされていた中、ご縁があって保存継続に向けての歩みを始めたところです。
今回のクラウドファンディングでは、緊急整備や塗装といった車体の整備費用のご協力をいただきたく、実施するものです。車体の安全確保等の工事は緊急性の高いものから順に着手していく方針でございますが、車両の経年や現状などを考慮しますと予断を許せない状態にあり、保存を継続させるために多額の資金が必要です。
みなさまのご支援をいただくことで、より安定した保存につなげることができると考えております。民間の手で保存されている唯一の車両だからこそ、みなさんと一緒に保存活動を盛り上げていきたいと思っています。ゆっくりではありますが、いろいろな活動を行っていきますのでどうぞご協力・ご支援いただけると幸いです。
■目標金額
・第一目標:100万円 ご覧になりやすい面を中心に塗装の整備を進めてまいります。
・第二目標:150万円 車内の整備を進めてまいります。
■募集期限:2023年2月28日(水)
■募集サイト:こちら