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叡山電車700系リニューアル車両711号車、2023年11月1日より運行開始へ!

2023.09.26

 叡山電車は、2018年より700系車両のリニューアルを進めているが、この度、その5両目となる711号車の運行を11月1日(水)より開始すると発表した。主に1両編成で運用している700系車両は、同社で初めて冷房装置を搭載した車両で、1987年7月の運用開始から30年以上が経過したため、順次リニューアルが行われている。今回リニューアルされた711号車は、深みのある緑色を基調とし、信仰と修行、そして生活の糧としてともに歩んできた比叡山の神秘的な森が表現されている。


(プレスリリースより)

■車両番号:711号車(700系デオ710形)1両×1編成

■運行開始日:2023年11月1日(水)
 修学院駅6:42発八瀬比叡山口駅ゆき(出町柳駅からの初列車は7:18発八瀬比叡山口駅ゆき)の列車から運行を開始する。なお、翌日以降のダイヤは未定。

■リニューアル内容
【外装デザイン】
 信仰と修行、そして生活の糧としてともに歩んできた比叡山の神秘的な森を表現している。


(プレスリリースより)

【内装デザイン】
 座席シート柄は重なる木々を抽象化した散らし模様。昨年リニューアルした712号車との揃い感を強調している。また、京都らしさの演出として、座席の仕切りには、京都アンプリチュード株式会社と株式会社伊と幸の共創により、金銀の刺繍糸で伝統紋様を表現した「絹ガラス」を採用している。悠久の都を彩る四季草木(桜、撫子、糸菊、大王松)や、木立の杢目紋様、成長と実りを意味する葡萄唐草から、ご縁つながりを七つの宝にたとえる七宝に、渦が広がる波紋、仏教伝来と共に蓮を意匠化した宝相華紋まで。古来より人々の”想い”や”願い”を映す紋様を、薄絹に表し、合わせガラスに封入している。


(プレスリリースより)


▲座席仕切りデザインのイメージ
(プレスリリースより)

■関連イベント
(1)「711 号車リニューアル記念乗車券」発売
 発売日:2023年10月28日(土)


(プレスリリースより)

(2)車両展示撮影会&貸切運行
  実施日:2023年10月31日(火)

詳しくはこちら
叡山電車ウェブサイト

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