デアゴスティーニから刊行されている「鉄道車両 金属モデルコレクション」の第25弾となる「DD51形ディーゼル機関車 特急『出雲』」が登場した。DD51は国鉄時代に蒸気機関車を置き換えるべく製造され、北海道、本州、九州と全国各地で活躍したディーゼル機関車である。貨物列車や普通列車の牽引のみならず、寝台特急「出雲」など、花形であるブルートレインの牽引にも従事したことで有名な機関車である。JR化後は数を減らし、JR貨物は2021年に完全引退。現在はJR東日本とJR西日本に僅かに残るのみとなった。
モデルではDD51のうち増備末期となる1977年に落成した1186号機をプロトタイプとしている。なおこのナンバーは今もなおJR西日本に在籍する現役車両である。2エンド側には「出雲」のヘッドマークを誇らしげに掲げた姿を再現した。ネームプレート付きの専用台座とアクリルケースが付属。価格は7,499円(税込)となる。