▲緩やかにカーブする出雲坂根駅。安全側線から駅前の「延命水」の湧く泉の東屋まで再現される。
まだ鉄道マンガという分野が確立してない時期、『鉄子の旅』(菊池直恵:作)を世に送り出した漫画誌編集長だった江上英樹さんによる「ジオラマと鉄道マンガ展」が東京は神保町のTOBICHI東京にて開催されています。
▲出雲坂根駅ジオラマのほぼ全景。長手方向は3600mmある。
▲主催者の江上英樹さん。
会場内では鉄道マンガの『鉄子の旅』をはじめ、『テツぼん』(高橋遠州:作)、『おんな鉄道ひとり旅』(YASCORN:作)、そして漫画家、松本大洋さんの未発表作品「ヒゴロ」の原画も展示。さらには鉄道写真の巨匠、広田尚敬さんによる木次線を活写したモノクロ写真のパネルも展示されていますが、最大の見どころは長さ3600×幅900mmのジオラマに再現された出雲坂根駅と3段スイッチバックのジオラマ。駅舎やスノーシェッドなどもフルスクラッチとのことで、自動運転される2列車が出雲坂根駅で交換するのも見ものです。
■開催日時
2023年7月14日(金)〜8月13日(日)11時~19時
※7月31日(月)は休店日。
■会場
TOBICHI東京
東京都千代田区神田錦町3-18 ほぼ日神田ビル1F
■入場料
100円(税込)大人・小人共通