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横浜市電保存館の鉄道模型レイアウトがリニューアル!「ハマジオラマ」オープン!

2023.07.21

▲横浜駅エリアを中心に、右手に桜木町・みなとみらいエリア、左手奥に山手エリアを見る。

 横浜市内市民の足であった横浜市電が1972年に全廃されてから今年で51年が経ち。その翌年に磯子の滝頭車両工場跡に作られた『横浜市電保存館』が開館して50年目を迎えました。『横浜市電保存館』は、かつて市民の足であった市電の歴史を今に伝えるとともに、現在に至る横浜市の交通の変遷を紹介する場で、横浜市電の7両もが現在も現役当時のままで保存されている国内でも有数の路面電車の博物館です。

▲2016年に建てられた横浜市電保存館入口に建つ「しでんほーる」。

 この夏、会館50周年の記念事業として館内の大型ジオラマを改修・更新し横浜市内各所を再現した「ハマジオラマ」として7月19日よりお披露目・展示開始しました。「ハマジオラマ」は9.5m×3.5mのスペースに1:80スケール(16番)の鉄道模型によって5路線(複線)のほかバス路線も再現されるジオラマ・レイアウトで、この保存館のある市営バス滝頭営業所を始め、桜木町・みなとみらい地区、横浜駅エリア、新横浜駅エリア、山手エリアなどが各所に再現され、線路総延長は144メートルにもなります。運転ショーも用意されており現在は「とある家族の一日と市営交通」をテーマにし、音楽や照明に乗せた運転ショーを実施中です。

▲横浜駅エリアの駅西側(写真奥側)、駅東側(写真手前側)には横浜駅の各駅ビルが再現され、高速道路(横羽線)には、要人警護の車列が再現される。

▲桜木町駅前の日本丸とランドマークタワー(右)。

 夏の一日、リニューアルされた「横浜市電保存館」の「ハマジオラマ」を眺めて楽しんでみるのはいかがでしょうか?

■開館時間
 9:30〜17:00(入館は16:30まで)

■休館日
 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
 年末年始(12/29〜1/3)
 ※春休み・夏休み・冬休み期間中は月曜日も開館

■入館料金
 大人(高校生以上):300円 / 3歳から中学生:100円 (現金のみ)
 優待制度料金あり

■所在地
 〒235-0012 横浜市磯子区滝頭3-1-53

■アクセス
 市営バス113系統・156系統・68系統・102系統・102系統「滝頭」バス停下車徒歩3分。または市営バス133系統「市電保存館前」下車すぐ。

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