タカラトミーは2023年6月22日に、プラレールの新シリーズ「リアルクラス」を発売すると発表した。発売から60年以上にわたり、鉄道好きの子どもたちに愛されてきた人気の玩具に追加されるという新シリーズ。公開された写真とともにチェックしていくことにしよう。
まず、第1弾として登場する車両は「185系特急電車(踊り子・緑ストライプ)」と「小田急ロマンスカー3100形NSE」。どちらも鉄道ファンの熱狂的支持を得ている名車で、これは“大人のお友だち”もニヤッとさせられるラインナップなのではないだろうか。
では車体を見ていこう。写真で分かるとおり、本来の「プラレールらしさ」を残しつつ、よりエッジの効いたデザインとなっている。特にライトが別パーツとなっていたり、屋根上の空調やパンタグラフの造形、シートまでしっかり再現された車内など、リアルを謡うにふさわしい仕上がりとなっているようだ。
なお、「3両1編成」が基本のプラレールだが、リアルクラスは4両1編成となっており、ここには「より列車らしく」を追求した結果だという。
続いて見逃せないのが、グレーのレールだろう。プラレールと言えば「青いレール」のイメージが強く、メーカー自身もアイコンとして大切にしてきた。枕木のあいだの“抜け”までが再現された新設計のレールに、新シリーズへの意気込みが感じられるのではないだろうか。ちなみにこのレールは車両セットに3本付属しており、そのままディスプレイできるだけでなく、青いレールとの接続も可能だ。また、オーバルが組めるレールとのセット販売も予定されているそうだ。
リアルさを追求するためにより細かなパーツが採用されたことで、対象年齢が6歳以上に設定されたこのリアルクラス。プラレールファンをより拡大するのに十分なポテンシャルを秘めていそうだ。
「リアルクラス」のお披露目は4月27日より開催される「プラレール博 in 東京2023」。ひと足早く現物を見たい方は、事前に日時指定入場券を入手しておきたい。
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プラレール リアルクラス「185系特急電車(踊り子・緑ストライプ)」、「小田急ロマンスカー3100形NSE」
■発売日:2023年6月22日
■価格:各7,700円(税込)