photo:浅水浩二
甲府モデルから新製品各種が到着した。今回16番からは、先月のクモニ143に引き続き、クモユ143が登場した。実車は1982年に3両が登場した郵便車で、所有は郵政省のいわゆる私有車であった。基本的な構造はクモニ143をベースとしながらも、郵便車ということで、中央部には郵便物を仕分ける区分室が設けられた。だが、1986年に郵便輸送は鉄道からトラックへと切り替えられ用途を失い、敢えなく廃車となってしまった。
製品はペーパーキットで、製品には車両のほか、床下機器、ヘッドライトリム、ベンチレータ、ヒューズ箱が含まれる。それ以外のパーツは別途購入となる。
さらに同じく16番ペーパーキットとして長物車チキ1500が登場。こちらは戦前から製造が始まった長物車で、総製造両数は918両にものぼった。戦後も多数が在籍していたが、徐々に廃車が開始され、1983年に全廃された。
こちらもペーパーキットとなり、車体、台車、金属製ピボットが製品に付属している。各製品の詳細は下記の通り。
- 12-43 1:80 クモユ143:8,250円(税込)
- 11-86 1:80 チキ1500:4,400円(税込)
※写真は組立サンプル品です。
※仕様や価格等は変更となる場合があります。