京都府福知山市では、現在休館中の福知山鉄道館を、2023年夏のオープンを目指し、新たに福知山城公園内に建設している。
その新たなオープンに向け、愛称とロゴデザイン案を公募。95件の応募の中から、決定した愛称は、福知山市在住の児島雄介さんが考案した「フクレル」。福知山市のこれからの観光や未来への期待が“膨れる(=フクレル)”という意味が込められている。
さらにロゴデザインについては、応募があった24作品(21人)の中から、京都府綾部市在住の大槻未優さんのロゴマークデザイン案を選定。また、そのデザイン案を元に補作・調整を行うとともに、ロゴマークと合うよう「フクレル」の文字デザイン(ロゴタイプ)を市で作成し、ロゴデザインとして完成した。
(プレスリリースより)
【編集部追記】福知山鉄道館はもともと1号館と2号館があり、「福知山鉄道館ポッポランド」という愛称だった。1号館にはC57 93の第3動輪などが展示されているが、建物の老朽化などにより休館を余儀なくされており、その代替となるのが今回の「フクレル」となる。なお、2号館にはC58 56が1両まるごと保存されており、こちらは現在も見学することができる。