デアゴスティーニから刊行されている「鉄道車両 金属モデルコレクション」の第14弾となる「EF58形電気機関車 EF58 53」が登場した。実車は、戦後復興期に誕生した旅客用電気機関車で、登場時はEF15形とほぼ同じ箱型車体・デッキ付きの外観を持っていたが、1952(昭和27)年の増備再開時に、見慣れた流線型車体とした。その後製造時の仕様の違いから改造による形態差もあり、外観のバリエーションは多彩に。今も同機のファンは数多い。
モデルは1953(昭和28)年に日立製作所で製造された前面窓が天地方向に大きい所謂「大窓」の53号機を製品化。プロトタイプとした年代は青とクリーム色の直流電気機関車の一般色を纏った1965(昭和40)年頃の姿を再現している。ネームプレート付きの専用台座とアクリルケースが付属。価格は6,980円(税込)となる。