photo:浅水浩二
アルモデルの旧キングスホビー客車キットシリーズの新作として、戦前の特急で活躍した重厚なダブルルーフ車4タイプが発売となった。製品はスシ28、スロ34、スハ32、スハフ32の4種でいずれもキットとなっている。
スシ28は特急「富士」「櫻」「燕」などで活躍したものの、戦時中の接収や座席車化改造などで後年マハ47・マハ29となった車両もいた。キットはこれらへの改造用窓枠も付属。スロ34も戦前の特急「富士」「燕」などで活躍した転換クロスシート装備の2等車で、一端にサービス用の給仕室が 設けられていたのが特徴だった。後の標準型客車としておなじみとなるスハ32も、登場当初は特急にも使用される花形的存在で、スハ32600形として158両が製造された初期車はダブルルーフが特徴であった。スハフ32も、スハフ34200形として105両が登場し、初期車はダブルルーフで製造された。戦後はスハ32と同 様にオハネ17への改造などで数を減らしたが、中には肥薩線にてD51に牽引されるローカル列車として1972年ま で活躍した車両もいた。詳細は下記の通り。
- K1042/スシ28 1(スシ37740):4,290円(税込)
- K1053/スロ34 1〜(スロ30750):4,290円(税込)
- K1061/スハ32 1〜(スハ32600):4,290円(税込)
- K1062/スハフ32 1〜(スハフ34200):4,290円(税込)
- K3026/燕客車インレタ:770円(税込)
- K3923/二重屋根客車デッキ開放部品 :1,320円(税込)
※写真は組立サンプル品です。
※仕様や価格等は変更となる場合があります。