物流博物館は、NXグループのルーツである陸運元会社創業150周年を記念した特別展を開催している。NXグループは、江戸時代の飛脚問屋が集まって明治5年(1872)に設立した陸運元会社を起源とし、鉄道や汽船、トラック、航空機といった近代交通機関の発達とともに、大きく姿を変えてきた。2022年が創業150年にあたることを記念する本展では、貨物を輸送する「運ぶのりもの」の写真や資料、模型などを通して、その歴史をふりかえる。
■会期:2022年11月3日(木・祝)~2023年1月22日(日)
※休館日=毎週月曜日(1月9日は開館)、11月4・22・24日、12月26日~1月4日・10日
※12月11日PM・12月17日終日・1月14日PM及び映画上映会開催時(11月27日・12月25日・1月9日)は展示の一部を見ることができない。
■展示構成
第1章 明治・大正期(1872~1926)
第2章 昭和戦前・戦中期(1927~1945)
第3章 戦後復興期(1946~1954)
第4章 高度経済成長期(1955~1973)
第5章 安定成長・バブル期(1974~1991)
第6章 バブル崩壊後(1992~2018)
第7章 近年(2019~2022)
コラム
・昭和はじめの宅配便「宅扱」
・日本通運が運営した「田子倉専用鉄道」
・マル通マークの機関車
・新幹線車両のトレーラー輸送
・救援物資を運んだトラック
(物流博物館ウェブサイトより)
■【特別展関連事業】「運ぶのりもの」関連映画上映会
●開催日時:2022年11月27日(日)・12月25日(日)・2023年1月9日(月・祝)
(1) 10:30~/(2) 14:00~
●開催日・上映作品
○11月27日(日)テーマ「高度経済成長期の日本通運」
(1)10:30~ (2)14:00~とも
「躍進する日本通運」(1958年/13分)
「創立二十五周年」(1962年/40分)
「この変貌の日に」(1970年/22分)
○12月25日(日)テーマ「日本通運における荷役の変化」
(1)10:30~
「荷役はかわる-通運のパレット作業-」(1958年/50分)
「荷役はかわる第2集」(1960年/41分)
(2)14:00~
「荷役はかわる第三集ユニット・ロードシステム」(1964年/27分)
「荷役は変る-第四集システム化への道-」(1971年/21分)
○1月9日(月・祝)テーマ「日本通運の重量品輸送」
(1)10:30~
「380トンジンボール」(1961年頃/21分)
「にっぽん23万KVAの旅」(1968年/25分)
「超重量に挑む-500トントレーラとシキ611-」(1971年/21分)
(2)14:00~
「ひとすじの道-160トン変圧器を運ぶ-」(1979年/32分)
「榛名山に挑む-100万ボルト送電/変圧器輸送の記録-」(1994年/31分)
※すべてデジタルリマスター版による上映。
●定員:各回10名 ※要電話予約・先着順
TEL.03-3280-1616
●参加費:無料(※別途入館料必要)