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【井川線は10月8日に一部復旧】大井川鐵道 大井川本線・井川線の復旧見通しについて

2022.10.05

 大井川鐵道では、2022年9月23日深夜から24日未明にかけての台風15号により大井川本線(金谷~千頭)、井川線(千頭~井川)で大規模な土砂崩落、その他複数個所において倒木や土砂流入、道床流出が発生したため全線にわたって運転を見合わせている。10月4日時点でのプレスリリースにて、復旧についての方向性が発表された。

被災状況まとめ
○大井川本線 金谷~千頭 39.5キロ 被災20個所
○井川線 千頭~井川 25.5キロ 被災26個所

今後の方向性(大井川本線)

P:三ツ矢健太

・金谷~家山の復旧工事を進めていく。
・今回、大規模な被災となった金谷起点11.3キロ地点(砕石場跡地からの土砂流入)については静岡県(島田土木事務所および志太榛原農林事務所)により鉄道設備内の土砂撤去作業および山側のり面からの崩落土砂防護壁設置が行われる。
・その他個所については自社で復旧作業を行っていく。
・家山までの部分開通は2022年12月上旬を予定している。なお、復旧工事の進捗によっては遅れる可能性がある。
・12月16日運転開始予定 きかんしゃトーマス号 冬の特別運転については運転区間を新金谷~家山に変更、特別ダイヤでの運転を計画中。
・家山~千頭間の復旧工事については関係機関(島田市、川根本町、静岡県など)と緊密な協議を重ねながら計画を策定していく。

今後の方向性(井川線)

P:三ツ矢健太

・千頭~接岨峡温泉について、10月8日(土)の運転再開をめざして復旧工事を進めている。
・復旧工事の進捗状況によっては遅れる可能性がある。
・接岨峡温泉~井川につきましては随時、復旧作業を行っていく。

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P:三ツ矢健太

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