185系

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アプト時代の碓氷峠で活躍したED42が登場!ワールド工芸2022年8月到着新製品速報!

2022.08.13

photo:浅水浩二

 

 ワールド工芸から16番の金属製品、ED42のキットと国鉄2軸貨車2形式レム400・ワム400が登場した。ED42は信越本線の碓氷峠、横川〜軽井沢間がアプト式だった当時の電気機関車で、1934〜48年に28両が落成した。動輪をロッドで駆動し、アプトの歯車が中央部に2組ある。また、駅構内ではパンタを使用したが、駅間の本線部では第3軌条から集電した。

 同社では5〜16号機を「標準型」として昨年発売済で、今回の製品は1〜4号機を再現。試作車にあたり、2エンド(横川側)妻面のステップと区名札差の位置、デッキ上の手スリの長さが標準型と異なる。車体はエッチング加工した真鍮板で構成し、折曲済。手スリ類は燐青銅製、屋上の抵抗器はホワイトメタル製である。動輪は真鍮製で黒メッキしてあり、輪芯はロスト製。ロッドは洋白製で、動輪間の主電動機のホイールも回転する。

 レム400は冷蔵車と有蓋車を兼用できる仕様で、1960年に3両試作の後に翌年から量産された。兼用としたため保冷性が冷蔵専用仕様より劣り、早期に運用離脱が始まった。廃車が進む一方で、1969年から有蓋車に改造されたものがワム400となった。
 製品はレム400の量産車とワム400を設定。車体は真鍮製。ディテールはエッチングによる部品が多く、ブレーキ関連の繊細な部分には燐青銅を使用。また、軸箱は実用上のピボット軸受を兼ねたロスト製である。インレタが付属し、カプラーは別購入でIMON製カプラーHO-101が指定。今回はキットのみの発売だが、完成品も計画されている。詳細は下記の通り。

  • ED42 1〜4:77,000円(税込)
  • レム400/ワム400:各14,300円(税込)
  • レム400/ワム400 塗装済完成品  レム400:予価52,800円(税込) /ワム400:予価51,700円(税込)

※写真は組立サンプル品です。
※仕様や価格等は変更となる場合があります。

メーカーWebサイト

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