国内外の玩具メーカーが最新商材を展示する「東京おもちゃショー2022」が、昨日より3日間開催されています。新型コロナウイルスの影響も鑑みて、今年もビジネス関係者向けの商談見本市となりましたが、会場に展示されていた鉄道系アイテムをセレクトしてご紹介します。
タカラトミーブースでは、プラレールのエントリーシリーズと、アクション満載の駅セット2種が初お目見えとなった。「ESシリーズ」は、走行や連結といった基本的な機能に特化し、手ごろな価格設定とした新シリーズで、「初めてのプラレール」にも最適。
一方、4パターンの駅が再現できる「サウンドチェンジ!マイステーション 4WAY」や、プラレール、トミカ、フォークリフトの3種をレバーで操作する「トミカを運ぼう!サクサクつみおろしターミナル」は、リアルかつアクティブにプラレールを楽しむための駅アイテムとして、遊びを広げてくれそう。
タカラトミーブースで注目を集めていたもうひとつの鉄道おもちゃがこちら。「MPG-01 トレインボットショウキ」は、“かつての人気キャラクターを最新技術によって甦らせる”をコンセプトとした「トランスフォーマー マスターピースシリーズ」に合体機能を搭載した「トランスフォーマー MPG」の第1弾。HOスケールに近い東海道新幹線0系の質感と、完全変形するギミックには多くの来場者が注目していた。EF65をベースとした「ゲツエイ」や200系ベースの「ユキカゼ」の発売も予定されている。
サウンドトレインシリーズでおなじみのトイコーブースで目を引いたのが、「走る!書ける!ペントレイン N700S新幹線」。一見するとディフォルメされたNゲージかと思いきや、連結を切り離してカバーを外すとボールペンに早変わり。趣味性と実用性を兼ね備えた、ちょっとクスッとできるアイデア商品。
長年Nゲージトレインダイキャストシリーズを展開するトレーンは、「伊豆急3000系 アロハ電車」と「E235系山手線」を公開。常時60アイテムほどを展開する人気シリーズに、また魅力的な車両が加わることになりそうだ。
昨年末に登場した京商EGGの「リビングトレインシリーズ」。同社が得意とするダイキャスト製の車両がスイッチバック機能で行き交う姿は、省スペースで気軽に鉄道模型を楽しみたいと考えるライトユーザーにマッチするだろう。今回のショーでは中間車の発売も発表され、追加することでディスプレイモデルとしてもより魅力的になりそうだ。
レールパネルをパズルのように組む楽しさが売りの「パネルワールド」は、情景アイテムの充実化を発表・展示していた。頭を使った鉄道遊びが受けているパネルワールドだが、情景作りの要素が加わることで、想像力の育成にも新展開といえそうだ。
そのほか、会場の様子はこちらより