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「明知線」なのに「明智駅」? 88周年を迎えた“あけてつ”が記念切符を発売

2022.06.08

 明知鉄道は、中央線恵那駅を起点に東美濃地方の高原地帯を縫って南下し、明智駅に至る全長25.1kmを結ぶ地方鉄道です。1934年6月24日に開業した国鉄明知線を1985年11月16日に引き継いで発足し、今年で開通88周年を迎えます。その記念企画の一環として、1日フリー乗車券を6月と7月の土休日に限定で880円(通常1,380円)にて販売。なお、フリーきっぷは特別デザインの硬券仕様となっており、恵那駅・明智駅・岩村駅で購入できます。

 明知鉄道は、国内では数少ない現役の気動車体験運転や、圧縮空気を利用した蒸気機関車C12の乗車体験など、自社資産を活用した体験企画が充実しているほか、「きのこ列車」「寒天列車」といった観光列車も人気です。

真っ赤に染まるドウダンツツジの中をカラフルな「きのこ列車」が走る。2021.11.23 明知鉄道 明智-野志 P:西尾康洋

 現役車両は1998年に登場したアケチ10形と、2017年より運用が開始されたアケチ100形。美しい里山を走るローカル車両として、鉄道写真愛好家にも人気の被写体となっています。なお、路線名の「明知線」に対して、駅名は「明智」という使用漢字の違いに気づいた方もいるかと思いますが、開業当初の地名「明知町」が後の合併で「明智町」となったことから、1985年に改名されました。

同社の主力車両であるアケチ100形は新潟トランシスで新製された。写真は明知鉄道伝統のカラーを纏った試運転の様子。‘17.3.27 明知鉄道 野志-山岡 P:斎藤滝男

2017年に引退したアケチ6。ラストランは生憎の雨模様となったが、乗客や沿線の撮影者ともに「さようなら走行」期間中最大の人出で賑わった。‘17.3.31 明知鉄道 飯羽間-阿木 P:斎藤滝男

廃車から40年、明智小学校で大切に保管されてきたC12 244は明智駅構内に移送され、コンプレッサーによる圧縮空気を使った構内運転を実施している。‘13.11.24 岐阜県恵那市 P:斎藤滝男

明知鉄道ではデュアルモードビークル(DMV)の実証実験も行なわれた。「観光ルート」では、日本大正村や日本一の木造水車など沿線の観光地を見学するなど、DMVの威力を存分に発揮したコース設定であった。‘10.3.22 明知鉄道明知線 山岡-野志 P:荒川 陽太郎

明智光秀ゆかりの地を走ることから、大河ドラマ「麒麟がくる」の放送に合わせてラッピング車両も走った。‘20.1.28 明知鉄道 岩村-花白温泉 P:国分茂樹

88周年記念切符の詳細はこちらにて

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