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2023年、スペーシアは1ランク上へ! 東武の新型特急N100系の内装が明らかに!

2022.04.26

 東武鉄道は、2023年に導入予定の特急スペーシア用の新型車両のインテリアおよびシートバリエーションを発表した。“プライベートジェット”をイメージしたという「コックピットシート」や、カフェカウンターが併設された「コックピットラウンジ」をはじめ、全6種類のインテリアを各車両に設定し、多彩な旅のスタイルに対応するという。詳細は以下のとおり。

◎新型特急N100系のシートバリエーションについて
概要:現行のスペーシアを継承しながらもより上質な空間となった個室をはじめ、全6種類のシートの中から選択できる。車内はモダンデザインをベースとした落ち着きのある配色とする。

各車両の特徴

・コンパートメントルーム【6号車】
6号車には2種類の個室を設定。車両先頭部にある「コックピットスイート」は、前面、側面の展望を楽しめる、最大7名用。11㎡という面積は私鉄特急で最大となる。一方、4名用のコンパートメントにはコの字型ソファと可変テーブルを採用。4部屋が用意される。

・コックピットラウンジ【1号車】
“時を超えるラウンジ”をコンセプトとし、現存する日本最古のリゾートホテル「日光金谷ホテル」や、日光に残る大使館別荘をモチーフに、気品高く落ち着きのある空間とする。展望が楽しめるほか、カフェカウンターも併設。4人、2人、1人掛けの各種ソファが用意され、グループ形態に合わせた使い方が可能。


・プレミアムシート【2号車】
従来特急より広い2+1列配置、シートピッチも現行のスペーシアより広い120cmに設定。シートは同社初の電動リクライニングやバックシェル構造を採用し、観光・ビジネス利用ともにワンランク上の乗車感が提供される。

・スタンダードシート【3-5号車】
2+2列配置で、シートピッチは現行スペーシアと同じ110cm。インアームテーブルや背面テーブルも備える。

・ボックスシート【5号車】
向かい合う2シートによる半個室によりプライベート性を高めるとともに、シートの横幅を約80㎝とし、1シートをひとりで利用することで、よりゆったりと旅を楽しめる。

◎新型特急N100系について
導入両数:24両
編成:6両固定
座席数:212席
導入路線:東武スカイツリーライン・日光線・鬼怒川線 浅草~東武日光・鬼怒川温泉駅間
導入時期:2023年(予定)
製作会社:日立製作所
車両デザイン
 現行スペーシアのフォルムを現代に進化させたデザイン。カラーリングは日光東照宮陽明門・唐門・御本社に塗られた「胡粉(ごふん)」の白をイメージし、窓枠は鹿沼に伝わる組子や、竹編み細工といった工芸品のような佇まいを演出。

本件に関するリリース

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