photo:浅水浩二
IMONから編集部に新製品が到着した。今回は九州地方を駆けた機関車が2種類登場した。まずはC55 27 吉松。1936(昭和11)年に川崎車輛で流線型で登場し、その後1951(昭和26)年に小倉工場で標準仕様に改造された経歴を持ついわゆる「流改機」。モデルは緩やかに傾斜したドームや、深い屋根の曲線など流改機の特徴に加え、安全弁台座の形状、直線的なキャブ裾や、炭庫の前寄せ板と石炭を救いやすいように嵩上げされた天板など細部にわたって再現されている。
もう一つの新製品となるDF50 509 大分は米子機関区から秋田を経て大分運転所に転属した経歴を持つナンバー。屋根上モニター部にはレール方向に加えて枕木方向にも手スリが設けられ、側面エアフィルターはオリジナルと鎧戸式が混在しており、運転席ワイパーが新型に交換、長い誘導員手スリ、スカート側面にハンドルがあるという見どころの多いモデルに仕上がっている。詳細は下記の通り。
■C55 27 吉松 完成品
- 完成品ノーマル:380,600円(税込)
- 完成品SF(シンガーフィニッシュ):389,400円(税込)
- DCCサウンド搭載完成品:429,000円(税込)
- DCCサウンド搭載SF:437,800円(税込)
- 後でDCCサウンド搭載:本体+55,000円(税込)
■DF50 509 大分
- 完成品ノーマル:328,000円(税込)
- 完成品SF(シンガーフィニッシュ):335,500円(税込)
- 予約時にDCCサウンド指定:本体+44,000円(税込)
- 後でDCCサウンド搭載:本体+48,400円(税込)
※仕様や価格等は変更となる場合があります。